誰にでも最初はある、ハリス副大統領に期待

バイデン大統領とトランプ前大統領との大統領選討論会を見た。
バイデン大統領は頑張ってはいたものの、やはり全く精彩を欠いており、トランプ氏は相変わらず虚偽の発言が多く、相手を馬鹿にして自分を高めようとする姿勢は相変わらず不快だ。


現在のバイデン大統領ならまだしも、これから4年先まで世界の情勢を握る正確で賢明な判断が出来るかどうかは大いに疑問だ。無理だろうと思ったのと同時に、なぜ民主党は副大統領を代わりに選ばないのか、とも思っていた。
7月14日にトランプ前大統領が銃撃を受け、幸運にも耳のかすり傷で助かり、気丈にも強い指導者の側面をTVの前で全国に見せつけ、数日後の共和党大会で大変盛り上がりをみせた。
 
最終的にバイデン大統領は7月22日早朝、今季限りで引退し、後継にハリス副大統領を推薦すると表明し、私もこれが最善の策だと痛感する。
 
ハリス副大統領が後継者として名乗りをあげると、かなりの人たちからも支援が出てきた。副大統領として移民問題を中心に何の進展もなく組織のまとめ上げもできず人望がないとも言われてきた。多分副大統領という微妙な立場もあったろう、出しゃばると大統領の権限を侵し出しゃばり過ぎないと何もしていないと言われる。大変難しい微妙な立場だ。
 
私の持論は、「政治は素人がすべきが良い。」 誰にでも最初はある。経験不足は当たり前。そこから学んでいけば良いのであって、それぞれの分野で長けた人々をある方向へ引っ張って行くオーケストラの指揮者のようなものだ。政治についてはベテランは要らない。
 
やはり大統領は元気で少し大きな声で人々を先頭に立って引っ張って行くのが良い。この姿が国民に見えることも大切だ。その点では、今回の女性大統領候補に大いに期待したいと考えている今日この頃だ。

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