ポトマック川の桜へ寄付(桜の木の養子縁組運動)

アメリカの首都ワシントンDCのポトマック川沿いの桜は有名で、以前DC近くに住む娘家族と一緒に「National Cherry Blossom Festival(全米桜祭り)」を見に行きました。

ちょっと寒かったですが、太鼓演奏や日本食ブースなどを楽しみましたが中でもポトマック川沿い3000本余りの桜は圧巻。中学校の教科書にもこの写真の同じようなTidal Basin(ポトマック川に隣接する入り江)と遠景のジェファーソン記念館の写真が載っていたのを覚えています。

上野や松山城などの花見も行きましたが、これほど多くの桜が咲いているのは見たことがありませんでした。

義母がこれら桜の一つに寄付をしたと聞いていたので、その桜を探すとやや若い桜の木があり、番号札が付いているので確認。桜の木を土壌も含めて年間手入れをするのは政府の予算では不足なので、このAdopt Cherry Tree(桜の木を養子縁組にしよう)キャンペーンの資金によってこれらの桜が守られているそうです。天候や洪水、人の往来による被害は、桜の木に継続的な脅威を与えているので、桜の木を保存し保護するための資金を集める運動なのです。

ナショナル・モールにある3700本の桜の木1本につき1000ドルを集めることが目標で、枝だけなら500ドル、花だけなら100ドルの寄付などとなっています。このような桜の木を守り育てる寄付制度は素晴らしいもので、日本各地でもぜひ実行して欲しいものだと強く思います。

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