「リーダーの役割は」 

今回は全くの私見です。

2024年7月12日に発生した「松山城・城山の土砂崩れ」により麓の緑町に住む3人の方々が亡くなられました。

「緊急車両道」の擁壁や道論補修工事との因果関係はすぐには解明されないとは思いますが、ただ、土砂崩れがあった翌日には、中村知事が駆けつけその状況などを視察していました。その一方で、松山市の野志市長は、状況把握はしていたでしょうが顔を見せていません。もちろん松山市の責任問題もあり、その場で軽々な発言はできないでしょうが、ただ、松山市の市長として、城山の管理者として、時間が許す限り現場の状況を体得するのは必要ではなかったかと思います。

もちろん、因果関係が明白になってから、ということもありますが、ただ、時間は数ヶ月と過ぎ去ることでしょう。松山市の代表である限り、良いことも悪い出来事も、率先して市民のために取り組んでいく、取り組んでいるぞ、という姿勢は取るべきでしょう。

行政や他の組織にしろ、平常時の監督者はミスがなければいいかもしれませんが(そのため何もしなくても可もなく不可もなくという感じで全く面白くない)、非常時の場合は、率先して方向や道筋を示すことは重要です。案外、後者に適した指導者が最近は少なくなっていると感じます。

JR松山駅の周辺開発、坊ちゃん列車の対応など、かなり行動が遅いと感じています。はっきり言って正解はないのですから、思い切った政策を開示し実行に移していくことがない限り、この地方競争の激しい中、生き残っていくのは難しいと思います。残念なことですが、松山市はここ10年でかなり街の発展が遅れていると痛感しています。

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