素人はいいことだ、誰にでも素人時代はあったのですから。

現在、第一線で活躍されているどんな方でも、それぞれの分野で最初(素人)の日の経験はあったでしょう。例えば、今や世界的権威の医師でさえ最初の簡単な盲腸の手術では額に汗かき、ひょっとするとメスを落としたかもしれません。(米国の授業中に討論したことですが)。

ただその後多くの経験を通して専門分野への理解や経験が深まり今やプロ中のプロと呼ばれているのでしょう。最初からプロはいません、みんな全くの素人から始めているのです。ですから何かを始める時に自分は経験がない、自信がないというのも当然ですが、みんなそうなのです。全く気にしなくて良いのです。そのうち上手になりますから。

私は特に政治世界での経験年数(当選回数)を重ねて力を強めていくシステムには疑問を持っています。どのように素晴らしい考えを持ち実行力があっても経験が浅い場合は下積みを強いられます。人々の代表である政治家は一般市民、国民の声や状況を的確に吸い上げ何らかの対策を講じるのが仕事です。ただ当選回数を増やすのが仕事ではありません。政治の世界も素人万歳です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする