「私は信じます」というのも、ある出来事から真面目に信じるようになりました。
以前に、アメリカ女性2人が住んでいたマンションの一室に「昨晩変なものを見た」と言ってきました。よく聞いてみると、2人とも確かに頭に三角頭巾をした日本のいわゆる幽霊のようなもの(髪が長く垂れ下がって顔は見えないが白い布を纏っている)が部屋の外のベランダからパッと室内に移動してまたパッと出ていった、というのです。
まず頭に浮かんだのは、2人とも日本にまだ来たばかりで日本の「幽霊」は知らないはず。(アメリカの幽霊はいわばシーツを被った「おばQ」みたいな感覚)。直感的に「これは事実だな」と思いました。翌晩、自分のおばあさんの幽霊に会ったことがあると「幽霊を信じる男の外国人」に行ってもらい一晩別室で様子を見てもらったら、やはり夜中に「出た」と言う。これでほぼ間違いなく幽霊が存在するのだと確信。
知り合いのお坊さんの話では「本人が成仏していなく、どこへいったら良いかわからないので、ウロウロしている」との事。すぐお坊さんに来てもらい、懇ろに読経を唱えていただき、成仏していることを伝えようとしました。ただその読経中に、大きなガラスのタバコの灰皿が「パーン」と二つに割れたので本当に全員ゾッとしました。
その後、やはり以前に近所で女性が亡くなり、荒れていたお墓も掃除されたと聞きました。それ以来、何も出なくなりました。(本当の話)