RとLの発音にはちょっと参ったなあ。上手くいかない。

RiceとLiceの発音は少しややこしいですね。言語は話すことよりまず聞くことが先。幼児は周りの言葉をよ〜く聞きある日突然しゃべり始めます。娘が年少でアメリカに行った時、2か月英語を全く喋りませんでしたが、ある日風邪をひき黙ってしまい、その後喋ったのは「英語だけ」。米国大学の研究でも幼い頃に聞かなかった(聞こうとしなかった)音は、賢い脳が雑音扱いをしてその音が聞こえなくなるとあります。ですから英語教育は2歳〜6歳あたりがとても重要な時期なのです。

Lの発音は、舌先を上の歯ぐきに押し当てて下の両側から声を出すので日本人には易しいでしょう。

また、Rは「そり舌のr」では舌先が歯ぐきに近づくがそれには触れない、あるいは米国で使う「中央のr」、舌先を下げ舌の中央部を後ろに引いて発音するもの(巻き舌のアー)。rは、ゥラ、ゥリ、ゥル、ゥレ、ゥロのように丸くした唇をさっと横に引きながらゥラと言えば良いでしょう。love(愛)-rub(こする)、lace(カーテンなどのレース)-race(競争、人種)、lead/レッド(鉛)-red(赤)などの練習を。ローマ字ではlは使わずrだけを使うので、中村さんの場合、Nakamura-sanとなり、そのためアメリカ人は訛った感じで「ナカムゥラ・サン」となるのですね。

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